実施期間:2008年4月23日〜4月29日
回答者数:1,058名
2008年4月に始まったばかりだから、受けたことがある人は、まだわずか7%。内容を知っている人は、30%。
名前は聞いたことがある、わからないと回答した人が全体の60%以上で、まだまだ認知されているとは言えない状況。
食事に気をつけている人が2人に一人。運動は3人に一人。
何もしない人も30%弱。サプリメントを飲んでいる人は、5人に一人。
2008年4月から始まったメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健康診査。
内臓脂肪の蓄積を把握することにより、メタボリックシンドローム該当者や予備軍を早期発見し、食事や運動などの保健指導を行うことで、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病の予防を図ることを目的としている。
医療保険者(国民健康保険、組合管掌健康保険、政府管掌健康保険、船員保険、共済組合)に、40〜74歳の被保険者・被扶養者を対象とした健康診査(特定健康診査)と保健指導(特定保健指導)の実施が義務付けられた。
生活習慣病は、死亡原因の約6割、医療費においては国民医療費の約3割を占める。
メタボリックシンドローム
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうち、いずれか2つ以上をあわせもった状態。
参考:政府広報オンライン
特定健診での診断に基づいて、各保険者に対して行われる健康指導で、「動機付け支援」と「積極的支援」がある。
動機付け支援
医師、保健師、管理栄養士らの指導のもとに行動計画を作成し、生活習慣改善に取り組めるように、専門家が原則1回の動機付けを行う。
積極的支援
医師、保健師、管理栄養士らの指導のもとに行動計画を作成し、生活習慣改善に取り組めるように、専門家3ヵ月以上、複数回にわたっての継続的な支援を行う。
Step1
腹囲やBMI(Body Mass Index)を内臓脂肪蓄積のリスクの判定。
・腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上
→(A)
・腹囲が男性80cm、女性90cm以下で、BMIが25以上の人
→(B)
※BMI=体重(kg)÷身長(m)2
Step2
追加リスク
(1)血糖:空腹時血糖100mg/dl以上、
または HbAlcが5.2%以上
(2)脂質:中性脂肪150mg/dl以上、
または HDLコレルテロール40mg/dl未満
(3)血圧:収縮期血圧130mmHg以上、
または 拡張期血圧85mmHg以上
(4)質問票 喫煙歴
Step3
保健指導レベルのグループ分け
(A)の人の場合: 1〜4のうち追加リスクが、
2個以上 積極的支援レベル
1個 動機付け支援レベル
0個 情報提供レベル
(B)の人の場合: 1〜4のうち追加リスクが、
3個以上 積極的支援レベル
1〜2個 動機付け支援レベル
0個 情報提供レベル
Step4
以下の条件をふまえて保健指導レベルを確定
・前期高齢者(65歳以上75歳未満)は、積極的支援となった場合でも動機付け支援とする。
・服薬中の人は、医療保険者による特定保健指導の対象にしない。
特定検診って、ある意味「余計なお世話」って感じがしたので、知り合いのお医者さんにそんな話をしたら「大阪の人は、絶対、放っておいてくれ!って言うよ」と言っていた。やっぱりねぇ。なんだかんだ言っても、アメリカ人と比べたら、日本人はそんなにひどくないと思っていたけど、つい先日、横断歩道を渡っているおじさんのお腹にはびっくり!40歳なんてまだまだ先と思っていたらいけないな。若いうちから生活習慣を見直しておいて損はない!だって、やっぱりお腹ぽっこりは、男性も女性も、格好良くはないもの!
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