実施期間:2008年11月1日〜11月25日
回答者数:5,389名
良い:3.1%
どちらとも言えない:28.3%
悪い:68.6%
2008年11月現在の景況感は、「良い」と回答した人は、わずか3.5%に留まった。
全体(複数回答)
テレビ:64.0%
新聞:45.0%
インターネット:31.2%
何となく:23.2%
職場での話:19.7%
知人・友人の話:13.3%
雑誌:10.5%
ラジオ:7.3%
占い:0.6%
その他:5.8%
その他内容としては、「勤務先の経営状態」「システム屋なので、全体的にどの業界も発注が下がっているのを見て」「街の雰囲気」「残業が減った」「食品等の物価が高くなってる」「失業中 求職中なので」「主人の会社の業績悪化」「派遣を切られた為現在無職」「全社員の給料が下がった」など自分自身の体験によるものが多かった。
それ以外には、「専攻していた国際政治経済学の観点から」「大学の講義」などが見られた。
景況感の根拠となる情報ソースは、テレビが最も多く64.1%、次いで新聞で45.0%、インターネット31.2%という結果になった。
本アンケートは、インターネットを使ったアンケートにも関わらず、景況感の根拠となる情報ソースとして、インターネットと回答した人が、3人に1人以下(31.2%)であるのに対し、テレビと回答した人がその倍以上の64.0%であったことは、テレビの持つ影響力の大きさを物語る結果となった。
景況感の情報ソースのトップがテレビであったことを裏付ける形で、テレビが必要以上に不安をあおっているという意見が多く寄せられた。
自分自身でできる景気アップのアイデアのキーワードとしては、「エコ」「リサイクル」「節約」「地産地消」が多く、国や政治に期待することは、「減税」「雇用拡大」「老後の不安解消」。
景気アップのために「お金を使う」という意見は多く、定額給付金については、「必ず消費につながる方法を」と言う意見が見られた。
景況感の情報ソースのトップがテレビであったことを裏付ける形で、「テレビ等で「景気が悪い、悪い」と言うから、消費者のテンションがよけいに下がる気がする。」「メディアが不景気だと騒ぎ、国民の不安をあおっている様に思えます。」「マスコミは景気の悪い情報ばかり取り上げますが頑張っている情報も取り上げるべきです。」「マスコミを無視する」など、マスメディアが必要以上に不安をあおっているという意見が多く寄せられた。
・テレビ等で「景気が悪い、悪い」と言うから、消費者のテンションがよけいに下がる
・テレビで、過剰に、株価だの、失業だの、あおらない。
・エコで省エネな製品をもっと種類を増やして安く手に入るようにすれば、みんなが買うようになって景気も地球環境も良くなりそう。
・農業をもっと活性化して地産地消を推進する。
・現金給付ではなく、期限のある振興券の方が、消費拡大になるのにと思う
以下に皆さんから寄せられたアイデアやご意見を各年代別にまとめています。
先日、東京にいる知人が話した言葉、「これから、なんとなく景気が悪くなりそうで不安…」。これほど怖いものはないと感じた。
そういうときは、何を見ても、マイナスの部分しか目に入らなくなりそう。
どんなときでも、面白いことは、結構あったりするもの。確たる根拠がなく、「なんとなく…」なんだったら、「なんとなく良くなりそう!」「なんとなく面白そう!」と感じられるものに目を向けるようにしたいものだ。
以前、あるお医者さんが言ったこと「天気予報の暗示にかからない!」。これは、経済情報についても言える事じゃないかと思う。
人間は、暗示にかかりやすいという性質があり、男性に比べると、女性の方が暗示にかかりやすいとされています。ですから、一日の始まりである朝に、「今日は雨で鬱陶しい日です」というような、マイナスのイメージの言葉が耳から入ってくるだけで、脳には「今日は不快だ」とインプットされてしまうのです。
最近は、あまり聞きませんが、以前は天気予報で「不快指数」というのを発表していました。「今日の不快指数80%」と聞いて、良い気分になる人などいないはずですし、不快指数という言葉自体に問題があるように思います。なのに、何故、不快指数を発表していたのか、未だに疑問です。
人間の身体は、温度や湿度が変化するだけで、ストレスを受けてしまいます。なぜなら、身体にはいつもベストな状態を保とうとする恒常性があるからです。その上に、情報によるマイナスイメージの暗示が加わると、さらにストレスが増してしまいます。
昔の人は、風や湿気を皮膚をはじめとする五感で感じて、天気の変化を読んでいました。現代人は、そういった感覚を失い、目や耳から入ってくる「情報」だけで、右往左往させられているように見えます。特に都会に住む人達がそうです。
原始的な生活に戻ろうというのではありませんが、まずは、自分自身の五感を信じること、そして、その感覚を磨ていくことが大切だと思います。
出典:ガールズトーク ハッピーライフ
http://www.girlstalk.jp/happylife/RainySeason/1.html
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