「現在服用している」「過去に服用したことがある」を合計すると約25%。4人にひとりが睡眠薬の服用経験があるというのは、多いと見るべきであろう。
服用薬は、ハルシオンが最も多く、次いでレンドルミン、ロヒプノール。
その他:デパス、サイレース、ドラール、ネルボン、ラボナ、リスミー、マイスリー、ベンザリン、ベゲA、ブロバリン、リスミー、ワイパックス、ゾビクール、フルニトラゼパム、セパゾン、CERCINE、アモバン、リボトリール、イソミタール。
地域別では、母数の問題があるため、一概には言えないが、今回のアンケート結果では、信越地区の服用経験が38.9%と非常に高かった。次いで、関東地区で、27.8%。
年代別に見ると、50代以上で服用経験が高くなっているが、現在服用中は、20〜24才が最も高い。職業別では、無職の人の41%が服用経験者。
ドリエルが最も多い。他には、イヤスミン、柏子養心丸。
市販薬の使用者は、まだ少なく、自分で選択するには、情報が少なく、まだまだ馴染みが少ないという回答が多い。薬ならば、医師の処方の方が安心できるという結果に。
グッスミン、メラトニンという回答が多く、他に、グッドナイトケア、バレリアン、セントジョーンズワート、おやすみヘルプなど。
職業別で見ると、学生がの使用が最も多かった。
医師によって処方される睡眠障害改善剤のこと。不眠の種類(入眠障害、熟眠障害、中途覚醒、早朝覚醒)や症状によって処方される。処方箋がなければ購入できない。
現在処方される睡眠薬の多くは、ベンゾジアゼピン系睡眠薬(非ベンゾジアゼピン系睡眠薬を含む)と呼ばれる種類のもの。
主な睡眠薬:マイスリー、レンドルミン、ロヒプノールなど。
医師の処方箋なしで、薬局・薬店で購入できる睡眠障害のための改善薬。
最近発売された抗ヒスタミン剤の副作用を利用して一時的な不眠を改善するタイプのものや、鎮静作用や催眠作用のある生薬タイプのものなどがある。
主な睡眠改善薬:ドリエル(エスエス製薬)、ナイトール(グラクソ・スミスクライン)、レスティ(大正製薬)など。
睡眠の質を改善させる作用のある天然成分を主体としたサプリメント。
アミノ酸の一種であるグリシンや、脳のストレスを軽減するギャバ(γアミノ酪酸)、緑茶に含まれるテアニン、ハーブの一種であるバレリアンなどの成分を含んでいる多い。
主な睡眠改善サプリメント:グリナ(味の素)など。
2007.3.16:睡眠薬「マイスリー」に夢遊病の副作用があると、アメリカFDAが報告した。
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