一般家庭で発生するゴミの量は、日本全体で1年間に約5,000万トン。1人あたりのゴミの量は1日1Kg。
参考:産業廃棄物を加えると、日本全体のゴミの量は1日130万トン。1人あたり1日10Kgにも。
容器包装廃棄物の3Rを効果的に推進することなどを目的として、改正容器包装リサイクル法が6月9日に参院本会議で可決、成立しました。2007年4月に施行されます。
今回の改正では、レジ袋などの容器包装ゴミを減らすため、減量努力が足りない小売業者に対し、国が改善を勧告、命令できる制度が盛り込まれました。
Reduce(リデュース):減量
ゴミになるものの購入や使用を減らす。
Reuse(リユース):再利用
使えるものは繰り返し使う。
Recycle(リサイクル):再資源化
不要になったものは、できるだけ再資源化する。
もうひとつのR:
Refuse(リフューズ):抑制
ゴミの排出を元から断つ。例えば、レジ袋をもらわないなど。
ある試算によると、日本でのレジ袋の年間使用枚数は、300億枚にもなるのだとか。
レジ袋の原料となる合成樹脂は、石油を原料としています。レジ袋の使用量が減れば、石油の節約につながります。
レジ袋の中には、完全には、生分解しないものもあり、さまざまな生物の生態系に影響を与えます。
そのまま廃棄されるレジ袋によって、ゴミの量が増えるだけでなく、水分を含んだ生ゴミをレジ袋に入れて廃棄すると、ゴミの重量を増やしてしまいます。
量販店などでは、レジ袋の使用量を減らすため、エコバッグ(=マイバッグ)持参者(=レジ袋を使用しない人)にポイントを加算したり、レジ袋の有料化などを導入している店舗も増えています。
レジ袋の使用を少なくして、原料となる石油の使用量を節約したり、ゴミそのものの量を減らすなど、地球環境にやさしいライフスタイル実現のために使用する人が増えています。
レジ袋は、買った商品を「運ぶ」という目的があるが、ゴミ袋は、単にゴミを捨てるためのもの。ゴミ袋をやめて、ゴミ箱から直接収集すれば、それだけでも、ゴミは減らせそうだけど…。
簡易包装が増えてきたとはいえ、まだまだムダな包装も多い。私の場合、環境にやさしいってことも大事だけど、省スペースもかなり重要なポイント。
・パンストのパッケージ
ほとんどは自分が使うものだから、パッケージは透明袋1枚だけあればいい。台紙は、取り出す手間と、出すときにパンストを引っかけそうになる。急いでいるときには、パッケージから取り出すのに手間がかかり、余計にひっかける。
・化粧品の外箱
プレゼントにあげるなら外箱はほしいけど、自分で使う分には外箱はいらない。できれば、外箱は店頭で処分して欲しいくらい。
・アプリケーションの外箱
中身はCD1枚だったりするようなものもあるのに、値段が高いからと言って、外箱をやたら分厚くするのは止めて欲しい。
・CDのプラスチックケース
紙のジャケットの方が見た目もキレイだし、薄さといい、省スペース派の私には都合がいい。環境面でいうと、紙は森林保護にはマイナス。プラスチックケースの方がリサイクルできる。選択は難しい。
・ブランドの紙袋
やたら丈夫で大きな紙袋。なかなか捨てられないが、活用方法もあんまりない。
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