実施期間:2008年10月8日〜10月14日
回答者数:1,413名
※グラフの見方:濃い青色になるほど、信頼度が高い。
全体
信頼度0%:0.9%
信頼度1〜9%:1.4%
信頼度10〜19%:4.0%
信頼度20〜29%:4.2%
信頼度30〜39%:6.3%
信頼度40〜49%:4.0%
信頼度50〜59%:25.5%
信頼度60〜69%:11.7%
信頼度70〜79%:17.8%
信頼度80〜89%:16.9%
信頼度90〜99%:6.2%
信頼度100%:0.8%
全体で、信頼度0%と回答した人は0.9%、
一方、信頼度100%と回答した人は0.8%。
四国地区は、信頼度0%と回答した人が、3.2%。
信頼度50%以上と回答した人は、
全体の8割弱(78.9%)、
中国地区は9割以上(91.7%)
北陸地区は7割(70.4%)。
信頼関係を築く上で心がけていることは、「うそをつかない」が最も多く、「約束を守る」、「悪口を言わない」、「相手の話を聞く」が多かった。
信じて頼ること。
ちなみに、信用は「人の言動や物事を間違いないとして、受け入れること(広辞苑)」。
下垂体後葉から分泌される神経伝達物質であると同時にホルモンでもある。母乳の授乳を促したり、陣痛を誘発する場合にもはたらくことが知られている。
クレアモント大学院大学のP.J.ザック氏は、「信頼ゲーム」という実験によって、人から信頼されることでオキシトシン濃度が上昇するとしている。また、オキシトシン濃度が高い人は、人の信頼に応える傾向が高いとしている。
参考文献:日経サイエンス 2008年10月号
ゲーム理論での信頼研究に使われる典型的なゲームの構造。
1990年代に、アイオワ大学とミネソタ大学の実験経済学者によって開発された実験方法。
被験者1が自分の所持金を、見知らぬ他人(被験者2)に送金することで、相手への信頼を示す。被験者2は、被験者1からの入金額を確認した後、被験者1に返金をする(あるいはしない選択も可)によって、信頼に応える。
このとき、被験者1がいくら送金するか、また被験者2がいくら返金するかによって、信頼の度合いを測るというもの。
参考文献:日経サイエンス 2008年10月号他
信頼は、人のコミュニケーションがスムーズに機能するために不可欠な要素。信じる者は救われるというけれど、一度、人を信頼することができなくなると疑心暗鬼になり、何よりも自分自身が一番辛いはず。
事故米の偽装転売、食肉の産地偽装など、食における信頼を裏切る行為が多発しているが、こんなことをする人たちのオキシトシンレベルって、どうなってんのかなぁ。
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