実施期間:20060年11月23日〜11月30日
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空気中の水分(湿り気)を表すもので、絶対湿度と相対湿度があり、絶対湿度は水分の量を、相対湿度は割合を表わします。単に湿度という場合は、相対湿度を表しています。
相対湿度は、空気中の水分の飽和状態(飽和水蒸気量)を100%として、それに対するパーセンテージで表します。飽和水蒸気量は温度が高くなるほど多くなります。空気中の水分量が同じでも、温度が高ければ相対湿度は低くなり、温度が低いと相対湿度は高くなります。
相対湿度を、一日を通して観測し、最も小さな値になる湿度を「最小湿度」といいます。
空気の乾燥により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表されます。具体的には、火災の危険が大きい気象条件を予想した場合に発表されます。(参照:気象庁HP)
乾燥注意報の基準は、地域によって異なり、東京では、最小湿度25%以下、実効湿度50%以下。大阪では、最小湿度40%以下で、実効湿度60%以下となっています。
※実効湿度=木材の乾燥度合いを示す指標。50%を下回ると、マッチ1本で柱に火がつくと言われています。
空気の乾燥は、肌の乾燥や喉のイガイガ、ドライアイ、静電気、ほこり など、さまざまなトラブルの原因になってしまいます。
○空気が乾燥すると、肌の水分が空気中に奪われて、肌が乾燥します。また、アトピーなどの方では、乾燥によって、皮膚の免疫力も低下し、かゆみも増してしまいます。
○空気が乾燥していると、皮膚表面からの水分の蒸散量が増えるため、体感温度が低くなります。夏に湿度が低いと過ごしやすいのはそのためです。しかし、気温が下がる季節では、体感温度が低くなると、快適に過ごせません。
○空気が乾燥すると、呼吸器系の粘膜を傷め、風邪などのウイルスが体内に入りやすくなります。
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