基本的には、車に乗る頻度が高い人ほど、変化や影響が大きいけれど、週末ドライバーよりも、「免許を持っていない人」の方が変化や影響を大きく感じている。
・トンネルなどの法定禁止場所、標識などで定められた指定禁止場所などでの継続的停止または放置駐車
・二重駐車等、駐車方法を違反した駐車
・時間制限駐車区間で時間を超過しての駐車
違法駐車は、交通事故や交通渋滞を引き起こし、救急車や消防車などの緊急車両の通行妨害やゴミ収集作業の妨害等の原因になってしまいます。
また、交通渋滞による大気汚染や地球温暖化など環境への悪影響、精神的ストレスによる人体への影響、経済的な損失も見逃せません。
国土交通省の試算によると、交通渋滞による日本全体の経済的損失は12兆円にもなるのだそうです。
これまではチョークで、タイヤと路面にマークをつけ、一定時間を過ぎても同じ場所に駐車している場合に取締りの対象となりましたが、今回の改正では、駐車時間の長短にかかわらず、放置駐車違反の車両については確認標章が取り付けられます。
放置駐車違反
違法駐車と認められる駐車で、運転手が車を離れ、すぐに運転できない状態の駐車。
確認標章
これまでの黄色い輪っかに変わって窓ガラスに貼り付けられるステッカー。
一部の警察署で導入されるもので、民間の駐車監視員が放置駐車違反車両の確認と確認標章の貼り付けを行います。
駐車監視員は、14時間の研修後、試験を受けて合格すると、資格が得られ、「みなし公務員」となります。
みなし公務員:
法令により公務に従事する職員とみなされる者。公務員ではないが、法的には公務員と同等の扱いを受けます。みなし公務員に対して暴力を振るうと、公務執行妨害となります。
放置駐車違反として確認された車両の運転者が反則金を納付しない場合、その車両の所有者などに対して、放置違反金(反則金と同額)の納付が命じられます。
悪質な常習違反者には、一定期間、車両の使用が制限されたり、放置違反金を納付しない場合には、車検が受けられなくなるなどの罰則も設けられています。
アンケートデータについて
公開しているアンケート結果のご利用や詳細情報、クロス集計データなどについては、お問い合わせフォームよりご連絡ください。