ネットオークション

電子商取引の一種。一般消費者同士が直接取引を行なう「C to C(Consumer to Consumer)」型の取引の代表的な形態。

オークション（auction）は、日本語で競売。公開でせり合い、落札価格を決める。「出品」された商品に対して、その商品をいくらで買いたいかを「入札」し、最終的に一番高い金額を提示した人がその商品を「落札」することができる。

主なネットオークション

Yahoo!オークション
ビッダーズ
楽天オークション
ネットプライスオークション

オークションの基本用語

出品：
オークションで競り合ってもらうための商品を出すこと。

入札：
価格その他について意思を表示すること。

落札：
入札の結果、商品を競り落とし自分のものとすること。

オークションの歴史

オークションの歴史は古く、紀元前の古代バビロンにまで遡り、人類最初のオークションは紀元前500 年頃に、バビロンで、結婚相手となる女性をオークションしたというものであったと言われています。その後、ローマ時代には戦利品や捕虜、不動産のオークションが盛んに行われ、ついには、ローマ帝国の王位が競売に付され、デイデイヌス・ユリヌアスによって競り落とされました。これが史上初の、国によるオークションで、その後、イギリスにおけるサザビーズ、クリステイーヌの成立等を経て、オークションは世界中に広まりました。現在では、絵画や骨董品、農水産物、中古自動車、飛行接のチケット、債券など、多種多様な財がオークションにより、取引されています。（＊）

インターネットオークションは、1995年アメリカのエール・オミジャー氏がキャンディーケースを収集している妻の為にオークションサイトを自分のサイトに作ったのがはじまりと言われています。

＊大蔵省財政金融研究所「フィナンシャル・レビュー」April-2000参照。