[:ja]2016年10月に実施した「寝具の正月準備」に関するアンケートに、全国の男女398名から回答を得た。
ベッドとふとんでは、ふとん派が52.5%で、ベッド派(46.7%)を5.8ポイント上回った。
年代別でみると、年齢が高くなるほど、ふとん派が若干増える傾向が見られた。
職業別では、専業主婦は6割がふとん派。
睡眠の質・満足度は、「やや不満」「不満」を足して、6割弱(55.5%)が何らかの不満を持っていることがわかった。
男女別では、男性の方が満足度が高く、また、ベッド派よりふとん派の方が満足度がやや高い傾向 が見られた。
年代別でみると、60歳以上で6割(61.4%)が満足と答えたのに対し、50代では4割弱(37.9%) に留まった。
60歳以上と50代の有意差は、60歳以上はリタイヤした人も多く、50代に比べて睡眠時間が十分に 取れているからと推測できる。
こだわりのある寝具がある人は半数を占め、3人に一人(34.2%)が、まくらをあげた。
次いで、マットレス(17.3%)、掛け布団(16.1%)が続いた。
「こだわりの寝具」と「睡眠満足度」との関係を見たところ、全体では睡眠の質に満足している人が4割強(44.4%)であるのに対し、「敷ふとんにこだわる」と答えた人では5割強(54.2%)と、 10ポイント近く満足度が高かった。
一方、こだわり寝具で二番目に多かった「マットレス」では、睡眠満足度は、4割弱(39.1%)に 留まった。 これは、元々、睡眠満足度の低い人が、マットレスを選ぶ傾向があるからと推測できる。
今回のアンケート結果で、約6割の人が睡眠に対して何らかの不満を持っていることがわかった。
睡眠は、脳と体の疲れを取る上で欠かせないものであるにもかかわらず、長時間労働やスマートフォ ンの普及などにより、睡眠時間の短縮や睡眠リズムの乱れが増える傾向にある。
2016年8月に実施した「ストレス・メンタルヘルス」に関するアンケート結果では、9割(86.6%)が精神的ストレスを、7割強(73.8%)が肉体的 ストレスを感じると回答。肉体的ストレスにおいては、2012年(31.8%)に比べて2016年は2倍 以上(73.8%)に増えた。
参照:https://25cinq.net/ stress-201607-report/
ストレス解消・メンタルヘルスのためにも、睡眠の重要性が見直されている。また、脳の健康のた めにも良好な睡眠が不可欠であることが、最新の研究で明らかになっており、睡眠の質向上におい て、寝具が果たす役割は大きい。
今後は、睡眠や健康におけるお客様の悩みや問題は何か?それを解決する寝具はどういう商品か?といった、消費者の問題解決につながる適切な寝具提案をするための「カウンセリング力」「アド バイス力」「提案力」が、寝具店に求められていると思うんだけどね。
実施期間: 2016年10月3日~10月12日
回答者数:398名
男性:217名
女性:181名
それは、どんなものですか?(MA)
工夫していることがあれば、教えてください。 (FA)
一部抜粋
- 信越・女性・20〜24歳・その他
枕が合わなくて、なかなか寝つきが悪くて困っています。 - 関東・女性・25〜29歳・専業主婦
下がフローリングで湿気が酷い。カーペットを引いてバスタオルも引いてる - 近畿・女性・25〜29歳・パート・アルバイト
柔らかすぎず硬すぎないまくらが好みなので、まくらはクッションをまくらとして使っています。 - 東海・女性・25〜29歳・専業主婦
頭痛がひどいので、まくらを頭に合わせて、それこそ1万以上かけて作ってもらったのですが、いまいちあってるのかよくわからないことです。頭痛はよくならないので。 - 関東・女性・25〜29歳・会社員
布団は大きくてなかなか洗濯できないので掛け布団の上部に襟カバーのようなものをつけて汚れが付かないようにしています。汚れても洗濯するのは襟カバーだけですので楽ちんですよ。気に入ってずっと使っているのが○販生活で売っているメディカル枕です。とても大きな枕なので寝返りをうっても枕から落下?しません。少し低めの枕なので首も疲れず快適に眠れます。買う時は高いな~と思いますが、毎日毎日必ず使うものですし使い心地も素晴らしいので買って損はないと思います。後は部屋を真っ暗にして眠るようにしています。何故かわかりませんが眠りが深くなったような気がします。 - 関東・女性・30〜34歳・会社員
夫婦で1ベッドなのですが、大きさを最近セミダブルからクイーンに変えたことでよく眠れるようになりました。 - 関東・女性・30〜34歳・公務員・団体職員
枕は低反発のものを、使ってますが、逆さまにして使うと首の位置がフィットしてちょうどいいです。敷布団も、ふかふかの羽毛を使っていて、満足です。 - 近畿・女性・35〜39歳・会社員
自分に合う枕が見つからず、タオルを折りたたんで使っています。グッスリ首や肩が痛くならず快適に目覚められる枕や、枕の正しい選び方が知りたいです。 - 関東・女性・35〜39歳・パート・アルバイト
水色の寝具にするとよく眠れると聞いたことがあるので、シーツカバー、タオルケット等を水色にしています。まだ変えたばかりなので効果がよくわかりませんが、続けていこうと思っています。 - 近畿・女性・35〜39歳・自営業
夫とダブルベッドで寝ていますが、私は寒がり、彼は暑がり。従って、掛け布団はお互いシングルのものをそれぞれ使用しています。 - 九州・沖縄・女性・40〜44歳・パート・アルバイト
ちょっと前から寝付きが悪く、枕をいろいろ試していました。なかなか私に合ったものが見つからなかったのですが、最近行ったデパートの寝具売り場で見つけた枕が、高さや固さなどちょうど良く、寝付きも良くなってきたと思っています。低反発枕で少々値段はかかりましたが、良い買い物だったと思います。 - 中国・女性・40〜44歳・専業主婦
今使っているマットレスが安物のせいもあり、朝起きると、肩が痛くて困っています。薄めの敷き布団を敷いて対策はしています。トゥルースリーパー買ってみたいですが、なかなか予算なく、困っています。 - 九州・沖縄・女性・40〜44歳・パート・アルバイト
立ち仕事をしているため、足が疲れやすく浮腫みやすいので、タオルケットなどを丸めて足の下に置き高くして寝ています。今は肩凝りがひどく、自分に合う枕を探しています - 近畿・男性・45〜49歳・その他
工夫している事。おふとん。毎日は干せないけど、不潔感はあるし。という事で、朝起きた後、最低1時間は畳まずに放置してます(↑寝汗程度は、乾燥して呉れる・・・らしい)。 - 中国・女性・50〜59歳・パート・アルバイト
シーツをたびたび洗濯するのが苦痛で(付け替えるのがめんどくさい)考えた末、敷きパッドをひいてそれを頻繁に洗うようにしました。敷パッドなら上に敷くだけなので楽ちんでストレスもたまらなくなりました - 関東・男性・50〜59歳・会社員
ベッドでも敷き布団でも、柔らかいものはだめで、血行が悪くなって起きたとき体中がだるかったり筋肉が凝って痛くなります。掛け布団の重いのもダメで、いつもマットレスなしで薄い敷き布団と羽毛の掛け布団を使っています。 - 関東・女性・50〜59歳・専業主婦
健康効果があるといわれているシルク素材の、ピローケースを使っています。工夫していることは、基本の羽根ふとんですが、2種類の厚さを用意して、季節の変わり目や気温の変化に応じて、こまめに変えていることです。また夏は通気性の良いガーゼケットを使っています。 - 近畿・女性・50〜59歳・専業主婦
今では羽毛布団が主流で私以外は羽毛なのですが、どうしてもあのシャリシャリという音が気になり私だけは綿布団です。あの重さも心地よくて冬には絶対に離せないものです。 - 関東・男性・50〜59歳・会社員
最近の掛け布団は軽すぎるので困っています。寝相があまり良くないので軽すぎる布団は寝ている間にすぐにどこかに飛んで行ってしまいます。昔から使っているかなり重めの布団を使い続けています。そろそろ新しい布団に更新したいのですが、なかなか重い布団はありません。 - 近畿・女性・50〜59歳・パート・アルバイト
枕の高さに悩まされている。仰向けで寝る時と横向きで寝る時では感じ方も違うし、くぼみがあって、枕の中に高さが違うところがあるようなものを使っても、どうも一晩のうちに、枕の高さを知らず知らずのうちに、動き回って探っているようである。朝起きた時に、肩が凝っているのか、首が痛いのか、良くわからない感じで、どうにもすっきりしない気持ちが残ってしまう。枕選びと同様に、腰にも来てしまうので、マットレス(敷き布団)も、自分に1番あっているのものかどうかを、あれこれと探っている毎日である。 - 関東・女性・60歳以上・無職
ベッドがシングルなのでシングルの掛け布団を購入しましたが、寝返りをうったりすると背中に布団のあたる部分が少なくなり、セミダブルを選べば良かったのかなと思います。 - 関東・男性・60歳以上・会社員
夏場は涼感の敷きマットやヘッドマットで快適睡眠がとれるよう実践している。この夏は、エアコン稼働ゼロ%でした。 - 東海・男性・60歳以上・会社員
枕が一番の難物!他のモノはほぼ好みのものが手に入ったが、枕だけはなかなか良いモノに巡り会えない。バカ高いモノは良さそうだが、年金暮らしの身では絶対に買えない。マットレスの堅さと枕が一番重要。現状では、昔ながらの小豆枕が一番しっくりきています。頭に合うと言うジェル枕は肩が凝って翌日起きられません。12,000円もドブに捨てたようなモンです。あ~勿体ない!!!!! - 中国・男性・60歳以上・無職
枕が低いと寝付きが悪い、昔ながらの、そばがらの丸い枕が好きだが、どの寝具店に行っても今は無く困っている
[:en]We got responses from 398 male and female nationwide to the questionnaire about ‘New Year’s preparation of bedding’ carried out in October 2016.
In the bed and the futon, the futonist was 52.5%, 5.8 points above the bed faction.
By age group, there was a tendency for the futon to increase as the age increased.
By occupation, 60% of housewives are futon faction.
It was found that 55.5% of the sleep quality / satisfaction degree has some dissatisfaction.
Men were more satisfied with gender, and tendency of satisfaction was slightly higher for futons than for bed fans.
By age group, 61.4% answered satisfied, over 60 years old, while 37.9% at the age of 50 was answered.
A significant difference between the age of 60 and 50 is that many people retire over the age of 60, and it can be inferred that sleeping time is sufficiently taken compared with the 50s.
People with sticking bedding accounted for half, 34.2% answered pillow.
Mattress (17.3%) followed by a comforter (16.1%) followed.
As a result of looking at the relationship between “commitment bedding” and “sleep satisfaction”, 44.4% are satisfied with the quality of sleep overall, while those who answered “stick to bedding” 54.2%, the satisfaction level was high nearly 10 points.
Meanwhile, “Mattress” who was the second most frequent response with bedding attention remained at 39.1% of sleep satisfaction. This can be presumed to be because people with low sleep deprivation tend to choose mattresses.
According to the results of this questionnaire, about 60% of people found some dissatisfaction with sleep.
Although sleep is indispensable in taking the fatigue of the brain and the body, despite long hours work and the spread of smart phones, sleep time shortens and disturbance of sleep rhythm tends to increase.
According to the questionnaire on “Stress and Mental Health” conducted in August 2016, 86.6% answered that mental stress and 73.8% feel physical stress. Physical stress has more than doubled (73.8%) in 2016 compared to 2012 (31.8%).
reference:https://25cinq.net/ stress-201607-report/
Even for stress relief and mental health, the importance of sleep is being reviewed. Also, it is clear from the latest research that good sleep is indispensable for brain health, and bedding plays a big role in improving sleep quality.
What are your concerns and problems in sleep and health in the future? What kind of product is bedding that solves it? I think that “bed counseling power”, “advice power”, “suggestion power” to make suitable bedding proposals leading to consumer problem solving such as bedding stores are required.
Implementation period: October 3 – October 12, 2016
Number of respondents: 398
Male: 217
Women: 181
Excerpt
- Shin-Etsu, women, 20 to 24 years old, others
The pillow does not fit, I’m having trouble sleeping quite often. - Kanto, female, 25 – 29 years old, a worker
Because the futon is large and can not be easily washed, I like something like a collar cover on the top of the quilt so as not to get dirty. Even if it gets dirty it’s comfortable to wash only collar cover. I love using it and it is a medical pillow that I sell in mail order living. Because it is a very big pillow, I will not fall from the pillow even if I turn over. Because it is a slightly lower pillow, the neck can sleep comfortably without getting tired. I think that it is expensive at the time of buying, but I always use it everyday and I think that there is no loss by buying it because it is wonderful to use. After that, I try to make the room dark and sleep. I do not know why but I feel like I got deep sleep. - Kanto, female, aged 30 to 34, employee
It is a couple with one bed, but now I can sleep well by changing the size from semi-double to queen recently. - Kinki, Women, 35-39 Years, Self Employed
I am sleeping with my husband with a double bed, but I get cold and he is hot. Therefore, the comforters use each of the single ones. - Kyushu / Okinawa · Women · 40 – 44 years old · Part – time job
Because I am working on standing, my feet tend to be tired and easy to swell, so I roll the towel and so on and put it under my feet and go to bed. I am stiff shoulders now and I am looking for a pillow that fits me. - Kinki, Male, 45 – 49 years old, Other
To be contrived. Futon. I can not dry everyday, but I feel unclean. So, after getting up in the morning, I left it for at least 1 hour without folding (the degree of night sweats seems to dry …). - Kinki, Women, 50-59 Years, Part Time job
I am bothered by the height of the pillow. Even when you sleep on your back and sleeping sideways, the way you feel is different, even if you use something like a pillow with a different place in the pillow, even though you are using the pillow height overnight It seems that he is moving around and searching for it without knowing it. When I wake up in the morning, I do not know if my shoulders are stiff or my neck hurts, I feel that I do not feel unclear. As well as choosing a pillow, it comes down to the waist, so mattresses are every day I’m exploring as if it matches myself. - Kanto, male, 50-59 years old, a worker
I am in trouble because the latest comforters are too light. Because it moves often while sleeping, the futon that is too light will fly away somewhere. I continue to use heavy futons I’ve been using for a long time. I’d like to renew my new futon soon, but I can not find a heavy futon. - Kanto, female, over 60, unemployed
I bought a single quilt because the bed is single, I think whether I could have picked up a semi-double if my back got out when I turned over. - Tokai, Male, over 60 years old, a worker
Pillow is the most difficult item! I got almost anything else I liked, but I can not find a good thing just for a pillow. Very expensive things look good, but you can never buy it by yourself living only by pension. Hardness of the mattress and pillow are the most important. Currently, old-fashioned red bean pillows are the best. The gel pillow that should match your head can not get up the next day as the shoulder stiffens. It’s like Monkey discarded 12,000 yen. Ah ~ It is unworthy!
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